ルマン24時間で25年ぶりの快挙で初優勝直前のトヨタの悲劇とは [車]
伝統の耐久レース、第84回ルマン24時間は18日から19日にかけてフランス・ルマンのサルテ・サーキットで決勝が行われ、中嶋一貴(31)、アンソニー・デビッドソン(37=英国)、セバスチャン・ブエミ(27=スイス)が乗り首位を走っていたトヨタ5号車が残り3分で緊急ストップ、悲願の初優勝を逃した。ポルシェが昨年に続く2連覇で単独最多を更新する18勝目を挙げた。
小林可夢偉(29)、ステファン・サラザン(40=フランス)、マイク・コンウェー(32=英国)のトヨタ6号車が2位に入った。
雨の降るコンディションの中、セーフティーカーに先導されてスタートしたレースは、6号車が本格的な戦い始まった直後に首位に立つと、小林がファステストラップをマークするなどした。5号車は細かいトラブルが出てしまい遅れていたが、じわじわと挽回して17時間ごろに先行する6号車をかわしてトップに立つと、安定した走りで首位を守っていたがゴール直前で悲劇に見舞われた。
日本車の優勝は1991年のマツダ以来、25年ぶりの快挙を逃した。今大会は世界耐久選手権シリーズ第3戦として行われ、3人のドライバーが交代しながら周回数を競った。
(この記事は(スポニチアネックス)から引用させて頂きました)
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