闇カジノに出入りする大物有名人たちの実態とは？ [芸能]
バドミントン日本男子のエース、桃田賢斗（２１）＝ＮＴＴ東日本＝とロンドン五輪元代表の田児（たご）賢一（２６）が闇カジノ店に出入りしていた問題。桃田はリオデジャネイロ五輪への派遣が消滅し、田児は所属先のＮＴＴ東日本を解雇という想定以上の厳罰が下った。だが、彼らのように露見するケースは氷山の一角だ。夕刊フジが調べるだけでも、常習嫌疑がかかる芸能・スポーツ界の有名人がゾロゾロと出てくる。いつ桃田のように弾けてもおかしくない。
《趣味：カジノ！！（笑）》
桃田を違法カジノに誘っていた田児のものとみられるブログには、そうした記載が悪びれる様子もなく残されていた。会見で２人は「反省している」と繰り返したが、特に田児は６０回あまりにわたって約１０００万円をつぎ込んでいたと告白。店に入り浸るうち、善悪の判断がつかなくなっていったとみられる。
闇カジノでは「バカラ」と呼ばれるトランプゲームやルーレットなどで大金が動く。賭場となるのは都市部のテナントビルの一室などで、摘発を逃れるため、さまざまな細工が施されている。
２人が通った東京都墨田区にあるＪＲ錦糸町駅近くの店はスナックなどが入る雑居ビルにあり、入り口ドアの上には防火設備を装った監視カメラが設置されていた。
一夜にして途方もない金額が動く、そのスリル。「暴力団の資金源」（捜査幹部）とうすうす分かっていながらも、後戻りできなくなるのはそのためだ。夕刊フジが取材を進めるだけでも、芸能人ら有名人が続々と浮上してきた。
複数の賭場に出入りしているとされるのが、バラエティー番組を主戦場とする３０代の女性タレントＡ。離婚後に交際した相手がカジノ好きで、本人も夢中になったという。関係者らは「支払いは金持ちの彼氏が行っているので負けっぷりも豪快だ」と口をそろえる。
女性歌手Ｂは以前、外交特権を悪用した「大使館カジノ」に出入りし、実際に警察からマークされていた。捜査関係者は「大胆にも出演するテレビ局のすぐ近くの店で遊ぶこともあった」と振り返る。
大手事務所に所属する女優のＣは、２０００年に入ってからの人気絶頂期に東京・渋谷の店に入り浸っているのを目撃されている。居合わせた人物は「本人は顔を見られても意に介した様子がまったくなかった」と話す。
在阪の闇カジノ関係者によると、人気バンドの男性メンバーＤは「関西ではかなり有名な人物」。浮気に加えて、闇カジノにまで手を出したことがダメ押しとなり、当時の妻に三くだり半を突き付けられたという。
問題となった桃田、田児と同様、スポーツ界からも次々と名前が挙がる。大相撲で活躍したＯＢの１人、Ｅは「自分で賭けるだけでは飽き足りず、バカラテーブルを購入して胴元のようなことまでやっていた」（捜査関係者）というから大胆だ。同じくＯＢで優勝経験もあるＦにも嫌疑が向けられている。
先の女性歌手Ｂとはマージャン仲間の男性アスリートＧは、仲間内で大金のやりとりをすることが面倒になり、闇カジノに手を出すようになったとも伝わる。
最後はおなじみプロ野球界。「明らかになったときの衝撃は、野球賭博問題の比ではない」と球界関係者が危ぶむのが、現役を退いて間もない元野球選手のＨとＩだ。２人とも賭場での目撃談がささやかれて久しく、周辺も戦々恐々としている。
身に覚えのある者は、寝覚めが悪い日々が続きそうだ。
(この記事は（ZAKZAK）から引用させて頂きました)
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