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「日本車5ブランド」が、米国の消費者団体専門誌で評価されていることとは? [車]




米国の有力な消費者団体専門誌「コンシューマー・リポート」が発表した2016年の自動車ブランドの総合ランキングで、日本メーカーが上位を占めた。

 とりわけ米国市場で好調な富士重工業のスバルが世界の30ブランド中、独アウディに次いで2位、マツダも6位と健闘した。このほかベスト10入りしたのはトヨタ/レクサス、ホンダで、日本メーカーが5ブランドと半数を占めた。

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■アウディとフォルクスワーゲンはテスト対象にならず

 トップ10は、1位アウディ(80点)2位スバル(78点)3位レクサス(76点)4位ポルシェ(76点)5位BMW(76点)6位マツダ(74点)7位ビュイック(74点)8位トヨタ(72点)9位キア(72点)10位ホンダ(71点)=順位は同誌の総合判断。

 日本車の5ブランドのほかは、ドイツ車が3ブランド、米国車(ビュイックはGMの高級ブランド)、韓国車(キアは現代傘下のブランド)が各1ブランドだった。このほかの日本メーカーでは、日産が21位(63点)、三菱が28位(51点)と振るわず、明暗を分けた。

 コンシューマー・リポート誌は「消費者は優れたクルマを手に入れるため、いつも大金を支払う必要はない。スバルとマツダのような主要購買層のブランドが、高額な高級ブランド車と同等の品質を提供できることを明らかにした」と、スバルとマツダの総合的な品質の高さを賞賛した。

 同誌で各車のテストを担当したジャック・フィッシャー代表は「クルマは動力性能とハンドリングが良いだけでは十分ではない。高い信頼性と安全性があるクルマこそ、消費者にとって最高のクルマだ」とコメントしている。

 同誌は実際に市販されているクルマを使って専門家がロードテストを行い、信頼性を調べている。メーカーが行ったテストや、消費者のブランド認知度などはランキングに考慮されていないという。不正が発覚したアウディとフォルクスワーゲンのディーゼルエンジン車は、今回のテスト対象には含まれなかった。

10カテゴリー中、7つで日本車がベストカーに
 同誌は総合ランキングと併せ、各カテゴリー別の「厳選ベストカー」も発表し、ここでも日本車の健闘が目立った。ミッドサイズカーはトヨタカムリ、サブコンパクトカーはホンダフィット、コンパクトカーはスバルインプレッサ、スポーツカーはマツダMX-5 MIATA(日本名ロードスター)、小型SUVはスバルフォレスター、高級SUVはレクサスRX、ミニバンはトヨタシエナ(北米専用モデル)と、トヨタ、スバル、マツダ、ホンダの独占状態だ。残るカテゴリーのベストカーは中型SUVのキア・ソレント、ピックアップトラックのフォードF-150、大型車のシボレー・インパラだけ。全10カテゴリー中、7部門を日本車が占めた。

 トヨタカムリについて同誌は「超激戦区のこのカテゴリーは、かつてホンダアコードがとても強い時代があったが、カムリは過去20年で5回目の受賞に輝いた」とコメント。5年連続受賞のスバルインプレッサと2年連続受賞のスバルフォレスターについては「両車とも信頼性と乗り心地の良さが際立っており、安全性能も優れている」と、受賞の理由を述べた。北米でスバルが好調な理由もうなずける。
(この記事は(J-CASTニュース )から引用させて頂きました)




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