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北海道の不明男児の適格な行動と意思に感心 [社会]



 奇跡の生還劇は、どうして可能だったのか-。北海道七飯町の林道で行方不明になり、6日ぶりに発見された北斗市の小学2年、田野岡大和君(7)は4日、函館市内の病院で朝を迎えた。奥深い山中をさまよった後、陸上自衛隊の宿営施設で寒さと空腹に耐えられたのは、大和君の強い精神力と、いくつかの偶然が重なった結果だった。

 海外メディアも注目する、サバイバル生活が明らかになってきた。

 お仕置きとして車から降ろされた直後の大和君の足取りについて、姉が「山の方へ行ったような気がする」と家族に話していたことが、消防への取材で新たに分かった。

 発見された陸上自衛隊の駒ケ岳演習場は、確かに、置き去りの現場からはいったん山に向かう方向にある。直線距離で約5キロ、道に沿って歩くと10キロ。最短距離で歩き出したことで、体力が奪われなかったのか。

 道警は、大和君が真っすぐ演習場方面に向かった可能性があるとみて、体調の回復を待って、詳しいいきさつを調べることにしている。

 大和君は、電気や暖房もない演習場内の「廠舎(しょうしゃ)」と呼ばれる宿営施設で6日間を過ごした。命をつないだのは演習場に設置された水道の水とマットだった。

 失踪直後から現場を取材した元神奈川県警刑事の小川泰平氏は「両親とはぐれた早い段階で、滞在先を確保できたのは幸運だった」と指摘する。

 山岳遭難の現場では、風で体温が奪われることで低体温症になり、命を落とすケースも多いという。大和君が身を寄せていた宿営施設が、風をしのげる構造になっていたことも幸いしたもようだ。

 大和君は自衛隊員に発見されたとき、取り乱すこともなく、自ら「田野岡大和」と名乗ったという。自衛隊員は「意志の強い子だ」と感心した。

 小川氏は「大和君が無駄に体力を消耗することなく、落ち着いて行動した点もサバイバル生活に一役買った」と分析する。

 的確な行動と運や偶然。それらが重なって小さな命はつながった。
(この記事は(ZAKZAK(夕刊フジ))から引用させて頂きました)



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