違法カジノ店での賭博のきっかけ 田児と店側の説明の違いとは？ [国内]
バドミントンの桃田賢斗（２１）と田児賢一（２６＝共にＮＴＴ東日本）が違法カジノ店で賭博を行っていた問題でＮＴＴ東日本は８日、都内で記者会見を開き、最初に店を訪れた田児が客引きに誘われたと説明していると明らかにした。
バドミントン部の奥本雅之部長（５１）によると、田児が１４年９月のアジア大会で故障し、練習できない時期に飲みに行った墨田区内の繁華街で「店の関係者に声をかけられた」と説明しているという。田児は「いけないことだとは分かっていたが止められない自分がいた。海外でカジノに出合い、感覚がまひしていた」などと説明した。
ただ、この店の関係者は日刊スポーツのこれまでの取材に「店は紹介制で、客引きは使っていない」と話しており、田児の説明とは食い違っている。店があった錦糸町の繁華街事情に詳しい関係者も「女性関係の店の客引きは多いが、いきなり違法カジノに誘う客引きはいない」と話す。会見でも「客引きというのは本当か。実際は反社会的勢力の紹介では」との質問が出たが、奥本部長は「本人に確認したが、客引きだということだ」と答えた。店側からの借金、暴力団との交際についても否定した。
また、墨田区内の店が警視庁に摘発された後、田児は経営者が同じ横浜市内の違法カジノ店にも今年１月まで通っていた。奥本部長によると、経営者から田児のところに「横浜に移った」と電話で誘いがあり、店へ行ったという。摘発時には、店の経営者や暴力団組長らの実名入りの逮捕報道もあったが、田児、桃田の２人が摘発の事実を認識していたかは「確認していない」（奥本部長）という。
ＮＴＴによると、田児、桃田の２人は海外大会などの賞金を２０００万円以上受け取っており、同社は賭け金の原資などについて今後も調査するという
(この記事は（日刊スポーツ）から引用させて頂きました)
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