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覚せい剤所持容疑で逮捕された清原容疑者を、保釈請求できない理由が寂しい [スポーツ]



覚せい剤所持容疑で逮捕された元プロ野球選手清原和博容疑者(48)の保釈請求ができないことが20日、分かった。

【写真】清原和博容疑者がPL学園高時代に使用した金属バットなどが撤去され…
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 勾留期限の23日に起訴された後、早ければ26日にも保釈されるとみられていたが、関係者は「環境が整っていない」と明かした。薬物依存からの更生には周囲のサポートが必要不可欠だが、身元引受人がいないという。

 再犯防止や社会復帰には周囲の支えが必要。桑田真澄氏(47)ら、薬物疑惑や良くない噂を聞くたびに忠告する知人がいたにもかかわらず、清原容疑者は周囲と絶縁してまで薬物に走った。これが自業自得なのは明白だが、更生のためには今後、周囲の誰かの支えは欠かせず、特に監督者となる身元引受人が重要だ。

 同様の薬物事件では、歌手のASKA(57)は、夫人が薬物依存者の専用病棟を持つ病院に入院させた。女優酒井法子(45)は、知人の建設会社会長が全面的にサポート。酒井は長男のために努力し、芸能界に復帰して仕事している。薬物事件で3度の逮捕歴がある田代まさし氏(59)は「周囲が排除せずに応援してあげられるかどうかが最も重要。クスリを“使えない環境”にしていかないとダメ」と自身の反省も踏まえて強調している。

 清原容疑者は離婚しており、母は認知症の施設にいて、父も病気を抱え、弟とは絶縁状態。家族で身元引受人になれる人がいない。さらに、陰ながら個人事務所のサポートをしてきた実業家の男性も「信頼を裏切られた」として手を差しのべる状況ではない。

 ダルビッシュ有投手(29)が「日本もセカンドチャンスが持てる社会に」と語ったが、清原容疑者の更生につながる態勢がまだ見えていない現状がある。
(この記事はエンタメ総合(スポニチアネックスさん)から引用させて頂きました)


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